小さな公園だが遺構は見応え抜群!小金城|千葉県松戸市

千葉氏の家老原氏の重臣であった高城氏が築いたとされる城。
上杉対策として築かれた城であるが、実際上杉氏の籠城戦の際
乗り切ったとされる、最強の城。
そんな小金城のお話。

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城報

■築城年:1537年
■遺構:虎口、土塁、堀(障子堀、畝堀)
■築城主:高城胤吉
■交通:総武流山電鉄「小金城址」駅、JR常磐線「北小金」駅より徒歩10分。
*難易度【低】坂の高低差はあるものの駅から歩きやすかったです。
*駐車場:有。無料
■ボランティアガイド:無
■スタンプ設置場所:無

北条系城郭がよく残っている!


高城氏は、原氏が千葉氏ではなく北条氏のもとに下ったことから
一緒に北条氏配下となります。
北条氏と言えば山中城でも見られる障子堀等の堀ですね。
小金城では現在一部そのままとされているので
障子堀(上写真)を観ることができます!


畝堀も残っていますが、残念ながら畝の部分は土に埋もれていて
私は観ることができませんでした…
が昔行かれた方の写真等拝見すると、きれいに残っていたようです!
因みにこの小金城の畝堀の畝の部分は粘土層を掘り込んでいるようで
非常に滑りやすい仕掛けがほどこされていたそうです。


金森口には虎口が残っていたり、土塁もきれいに残っています。
現在は大谷口歴史公園として小さな公園になっていますが
遺構の数が多く、これを無料で、しかも公園内のベンチで
お弁当を食べることができる(笑)素敵な城跡ですよ~!

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