八和田神社(奈良梨陣屋跡)へ行ってきました

やっとの関東にある史跡についてのお話です。

最近ずっと台湾の話だったので飽きている方もいらっしゃることでしょう(笑)
すみません、一旦台湾の話は置いておいて
埼玉県比企郡にある八和田神社についてのお話です!
(そのうちまた台湾シリーズは載せると思います。笑)

比企郡は関東でも有数の城がある場所です。
また、土塁がきれいに残っている地域でもあります。
でも、史実が残っておらず謎が多い。。そこがまた魅力的!笑

今回は、武田に滅ぼされた諏訪氏の分家が徳川方についた後築いた陣屋、
現在は神社となっている八和田神社(奈良梨陣屋跡)をご紹介します!

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城報(陣屋情報)

■1590年
■遺構:土塁、堀のみ
■築城主:諏訪頼水
■交通:東海道本線「熊谷」駅からバス(小川町駅行き)「奈良梨」下車徒歩5分
東武東上線「小川」駅からバス(熊谷駅行き)「奈良梨」下車徒歩5分
*難易度【中】電車自体そこまで本数があるわけではない。色々巡るなら車がベスト!
■ボランティアガイド:無

そもそも陣屋って?

陣屋って聞くと戦の際築いた陣地っていうイメージがありませんか?
私はそんなイメージでした!
実際にはそうではなく3万石以下の城を持たない大名等の屋敷のことです。
まぁある意味お城ですね!笑
諏訪氏は1592年上野国総社へ転封となるまでの間居ました。

現在の遺構


神社内にあるご神木、大スギ。
案内板によると頼水は東国に下る際「神木の刺さった所を住居にせよ」
との氏神(諏訪神社)の託宣によって、神木の枝をちぎって東方に投げたところ、
奈良梨に飛来して逆さに突き刺さったためこの地に住んだとのこと。


神社の裏手へ回ると案内板や土塁が出てきます。

神社入り口付近には堀があり、季節外れの蓮がきれいに咲いておりました!

ぜひ、杉山城など比企郡にあるお城巡りの際に訪れてみてください。

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